初めに
今日は、「デーモンルーラー~定時に帰りたい男のやりすぎレベリング~」を紹介します。この作品は、是非壮年の年齢の人に読んで欲しいです。壮年の人が読めばより自己に投影して楽しむことができると思います。
作品紹介
作品名

デーモンルーラー~定時に帰りたい男のやりすぎレベリング~
作者
一江左かさね
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冒頭説明
主人公-五条亘は、ストレスがたまる職場に勤めている35歳で未婚の男性である。
彼は、いつもは残業続きだったが、これ以上働くと体に悪いと判断し、早めに帰ることにした。
そうして家に帰っても何もやる気が起きなかったが、ふと、最近スマホを使用していなかったのを思い出した。
ゲームをするために目についた「デーモンルーラー」という新作ゲームをダウンロードを行った。
ダウンロードが完了した時に、不快感と共に妖精が出現した。
彼は、始めはその妖精が仕事図彼からの幻覚だと思っていたが、触ることもでき、妖精が出した雷で妖精の存在を理解した。
その後、妖精と会話することになったのだが、妖精が言うには、魔物を倒したポイントが現金に変わるということだった。
その言葉でストレス発散と同時に、お金稼ぎのために彼は、魔物を倒すことを決意する。
これは、壮年の男が、魔物を倒す物語。
オススメする点
主人公が、いろいろな策を弄して戦う点
彼は、ストレス発散をするためとは言え、命を懸けているので、魔物はどんな種類で、どんな弱点があるのかをちゃんと調べ上げて行動する。
それが他の人との差異となって表れている。
例を挙げると、餓鬼には、米、犬系の魔物は、刺激系の香辛料を用いていた。
餓鬼は、飢えに苦しんでいる生物であり、自ら物を食べることができない霊である。
しかし、供養するために米を施すことで飢えを満たし成仏させることができた。
また、犬は、人間の嗅覚の100万倍ともいわれるので、刺激物を与えることで撃退することができた。
以上のような生物の特徴を反映している魔物がいることを逆手に利用して策を弄するので楽しむことができる。
魔物を倒すのがゲームっぽい点
「デーモンルーラー」のアプリによって、戦闘をして経験値を得ることで、主人公や主人公の相棒のスキルやレベルが手に入れたり、成長したりする。
以上のようなゲーム要素が含まれているので、ゲーム要素が含まれる作品が好きな人は楽しむことができる。
主人公が、注目される点
主人公は、他の人と違い魔物だけに戦わせるのではなく、自分の肉体も使って戦う。
その結果、成長率が高く、1人で異界を閉じたりできている能力も持つことができる。
配信会社の社長からも依頼されたり、テスターとして便利なアプリを利用してもらえるなどの優遇がされる。
このような、注目を浴びているのを見ていると、自らに投影し主人公の活躍を楽しめる。
小説の中でも注目を浴びたいという人には楽しめるかもしれない。
社会人の面倒くささが描写されている点
主人公が、飲み会に強制的に参加させられて「結婚はまだか」としつこく聞かれたり、上司が、始業前の会話に文句点けたりするような嫌だなと感じるような出来事が描かれて、不快な気分になってしまう。
現実世界で味わっているから、せめて小説の中だけはやめて欲しいと思う人には不快に感じてしまうが、これにより現実的に感じさせてくれる。
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作品リンク

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最後に
是非、壮年の冒険を楽しんでみてください。
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