始めに
今日は、「超絶天才な俺が異世界に転生する話 ~Sランク越えのチートスタイル(才能)で世界を攻略~」を紹介します。
作品紹介
作品名
超絶天才な俺が異世界に転生する話 ~Sランク越えのチートスタイル(才能)で世界を攻略~
作者
シン・ミカド
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冒頭説明
主人公-一ノ瀬帝は、運動神経もよく、高校生でもあるにもかかわらず、会社経営を行い大成功を起こせるような天才性を持っている人物である。
そんな彼は、妹である一ノ瀬沙奈を愛し、共に毎日を過ごしていた。
しかし、ある日、妹が車に引かれそうになり、妹への衝撃を減らすために抱えながら跳ね飛ばされ死んでしまう。
そして、目が覚めたら、彼は、スラム街の子供に転生していた。
スラム街の子供に転生したら、状況になじめず死んでしまう確率の方が高かったが、幸運にもゲインという男に拾われた。
彼は前世から持ち合わせた瞬間記憶能力と瞬間模倣能力、人間離れした動体視力を今世でも持っていた。
そのため、ゲインと利用し利用されるような関係を8年続けながら、生き残るための方法を日々学んでいた。
ある日、ゲインは何の原因かいなくなった。
その日から、2年近く経ち、主人公-クレイは、旅に出ることにした。
これは、彼が、いろいろな人と出会いながら、この世界を守っていく物語。
舞台設定
信徒の儀によって、制限されていた魔法がすべて使えるようになる世界
オススメする点
戦闘描写がしっかりしている点
主人公は、見たらその技術を模倣できるなどのチートを持っています。
しかし、敵に対して一方的な戦いではなく、相手の技術を吸収するためにわざと相手の力量に合わせて戦ったり、仲間を守る為に自分の回復は後まわしでシールドを作ったりなどのごり押しの脳筋戦闘ではなく、様々な手を使って戦闘を行うような技巧的な戦闘を見せてくれます。
この技巧的な戦闘描写がうまく書かれているので楽しむことができます。
主人公が名誉を望まない性格な点
主人公は、自分の名を広めないために、架空の仮面をかぶった英雄として、人助けします。
そんな主人公は、人を強い魔物から助けても、傲慢に対価を要求せず、食事を一緒にするくらいしか恩を受けません。
そんな主人公を見ていると、実力あるけどほぼ無償で助けている姿がカッコいい!と思わせてくれます。
現実世界で、誰かに手を差し伸べてあげたいけどそんな自信がないという人にお勧めです。
物語の展開が面白い点
この作品は、物語の展開が面白いです。
例を3つ挙げると、スラム時代の仲間に腹を貫かれたり、学園で仲良くしていた人が理由はどうあれ敵になる危険性が生まれたり、エルフに力を見せたら簡単に仲良くすることができたりします。
あまりテンプレ感を感じないので、テンプレに飽きた!という人にはお勧めです。
オススメできない点
途中で時間軸が飛び状況把握が難しくなる点
物語を読んでいくとわかるのですが、第7章あたりで主人公が学園を卒業するまで時間軸が飛んでしまいます。
第7章前の出来事がどう進んだのかがわからなくなるため、何にこれ?と思ってしまうかもしれません。
物語が進んでいくと判明していくと思うので、疑問点が出ても読み進んでみてはどうでしょうか?
物語の展開が遅いと感じている人には、これがいいと思うかもしれませんね。
最後に
是非、時間があったら主人公の天才性を楽しんでみてください。
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