失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
(著:マシュー・サイド 訳:有枝春)
おすすめ度 ★★★★★
この本は、失敗とは何であるのか、それをなくすためにはどうすればいいか?ということが書かれていました。
お勧めする点が、あります。
それは、失敗についての考えが改めさせられた点です。
皆さんは、失敗した時に
「絶対にこんなことをしてはいけない! 次からは、集中しなければ!」
と思ってはいませんか?
その考えは、強い責任感を持ち、個人的な視点からでしか反省をできていません。
しかし、逆に
「失敗はしてもいい、だけどなぜこんなことが起きたのか客観的に考え、周りの人からも同じようなことが起きていないか調べ、改善案を出そう」
という考えだと、失敗に対しての改善策を見出すことができます。
周りの環境やちょとっしたものの位置が関係してるなどのことだとわかったら、すぐに改善することができます。
このようなことは、個人だと仕事の効率などに関係します。
しかし、企業単位などになるとどうでしょうか?
それは、大幅な損失削減などにつながります。
というような、とてもためになるようなことが、書いてありました。
自分的には、この本の中で自分の考えがあってると思い、他者から客観的な証拠を出しても、認めないということがあるのは興味深かったです。
皆さんも、この本を読んで、失敗から学んでみませんか?
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