主人公-大羽矢代は、一大詐欺組織を壊滅に追い込んだ世紀の詐欺師である。
彼は、実親ではないが引き取って親切にしてくれた育て親を詐欺によって自殺へと追い込まれた。
そのことが原因で彼は、育ての親の復讐のために同じ詐欺師になった。
36歳にして彼は、ようやく復讐を果たすことができたが、報復によって死んでしまう。
そして、気がついたら、肉体年齢が16歳に戻っており、見知らぬ平原に立っていた。
彼は、運よく馬車に拾われることで、オールブルームという町につくことができた。
その町には、強制翻訳魔法という魔法がかけられており、異世界人である彼も意思疎通に苦労はしなかった。
しかし、「精霊の審判」という魔法が使われ、嘘が確認されると、カエルにされてしまうという詐欺師には天敵ともいえるようなことがこの町にはあった。
そんな町で、彼は、偶然出会ったお人よしの少女の食堂「陽だまり亭」を立て直していく物語である。
オススメする点
・主人公が、詐欺師であってもなんだかんだで優しい点
・章のメインのキャラクターが章が終わっても所々で出てくる点
・話が終わった後の作者の実体験などが親近感がわく点
・現代知識を使って様々な革命を起こしていく点
おススメできない点
・主人公が、持っている知識が豊富すぎ、なぜそんなたくさんの知識を持っているかわからない点
・キャラが多いなと感じる点
注意点
・物語が終わった後にその後どうなったかが後書きに書いてあることがある点
感想
この作品は、食堂を主人公の知識と話術で立て直していく物語です。私は、主人公が、良い結果になるように物事を誘導していくのがいいと思いました。そして、善意だけの行動を無償でおこなうときとお金をとって行動するときとのギャップがより主人公の優しさを際立たせていると思います。是非、時間あったら読んでみて、気に入ったら製品を買ってみてください。
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ショートストーリー など
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