作品名
縁が紡ぐ異世界譚
作者
龍乃 響
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冒頭説明
主人公-紬原侑人は、人よりも先駆けて行動することが大学受験の中で疲れてしまった大学生である。
彼を含め12人の人達は、女神に選ばれて、指定された恩寵と願い事を一つかなえてもらい異世界に転移することができる資格を得ることができた。
恩寵は、12個あるうちの1つを得ることができ、早い者勝ちで選ぶことができた。
しかし、彼は、人よりも先駆けて行動することに少しの嫌悪感を抱くと同時に、外れの恩寵はないと考えていたので、最後まで待つことにした。
そうして、彼が得た恩寵は、「縁」というような直接的な変化を起こさない物であった。
彼は、女神から恩寵の説明を聞いた後、妹のための願い事をし、異世界に転移することとなる。
そうして、目が覚めたのは、宝箱の中であった。
宝箱に入っていたことが、優秀な冒険者チームとの出会いとのきっかけになり、彼の運命が、加速させることとなった。
舞台設定
異世界の名前は、アライアであり、ステータスはないが、レベルの概念はある。
オススメする点
物語のテンポが速い点
この作品は、結構物語のテンポが速い。
そのため、主人公の修行の中でしたことがあまり書かれていないけど、修行してどれくれい強くなったのかがしっかりと描かれている。
それに、主人公が、行動を起こすと決めたら、その行動を起こすまでの日数が少なく、読者がこのような部分を読みたいといえるところまでテンポよく展開するなど読者が「まだここなの!」と不満感じさせないようにに書かれていて楽しく読むことができる。
主人公が貴族になってもあまり縛られない点
主人公は、ヒロイン達の策略で結婚するために、功績を立てて貴族になるが、貴族同士の権力闘争に巻き込まれず、功績だけでのし上がっていくような異世界者の理想と言えるような状況になっている。
それに加え、貴族であるがゆえに、困っていたら手を貸すことができるような余裕を持っている。
そのため、同郷の転移者が、捕まっていたら、貴族の特権を利用して助けることに尽力したり、外交問題に発展しそうなことにも対処できたりといろいろなことができるので、主人公の行動を見て楽しむことができる。
主人公が、モテモテな点
主人公は、恩寵の影響もあると思うが、同郷の 転移者を助けたり、強さを見せることで嫁にもらってほしいというヒロインが多く発生している。
貴族であるので、何人も娶れると思えるが、ヒロインが増えすぎて、ヒロイン達の活躍が減ってしまう状況に陥らないかが心配だ。
しかし、異性に好かれるというのを味わいたい人は、楽しむことができると感じた。
オススメできない点
主人公の結婚が早い点
他の作品と比べると、主人公とヒロインとの関係性が深くなるのが早く、すぐに結婚となってしまっていた。
これが、この世界では、普通だと考えれば異世界は文化が違うなと思うことができるが、現代の日本では、このようなスピード婚は、あまり見ることがないので納得しずらい部分があると感じた。
主人公が、TSする時が多々ある点
主人公が、ある一定の強さを得る代わりにTSしてしまう状況が多々見ることができる。
TSしたからと言って、ボーイズラブ的な状況に陥ることは、153話時点ではないが、視覚的には、ガールズラブ的な状況に陥ってしまうときがあるので、苦手な人には注意して欲しい。
最後に
ご覧いただきありがとうございました。是非、時間があったら読んでみてください。
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