作品名
黒凪のダンジョンマスター ~不遇スキルで海賊ライフ~
作者
書籍化作品



冒頭説明
主人公-ウィルは、目が覚めたら、いかだの上にボロボロの服をまとって、漂流していた。
さらに、彼には、異世界人であるという認識はできていたが、名前などの記憶は失ってしまっていた。
そんなどうしようもない状態の彼は、幸運なことに、なんとなくしゃべっていた言葉が引き金となってステータスを開くことができた。
そうして、そのステータスには、「ダンジョン創造」といういかにも今の状況を打開できそうなスキルが書かれていた。
彼は、その「ダンジョン創造」を押してみると、保管スキルと4つの選択肢からレアなモンスターを1つ手に入れられる初回特典を入手することができた。
そうして、彼は、レアなモンスターを選んだが、選択が良かったのか、レアなモンスターは、会話することができダンジョンに関する基本的な知識を持っていたのでその知識を学ぶことができるようになった。
その教えてもらった知識の中でダンジョン運営には、ダンジョンポイントが必要だということを学んだ。
そのポイントを彼は、魚を釣り上げることで、手に入れることができることに気がつく。
そうして、彼は、海の上で漁業をしながら生活していると、ある船が目に入ることとなる。
1隻の船が、今の彼はどんな状況に巻き込まれているのかを教えてくれることになるとも知らずに。
オススメする点
海の上で行動している点
これまで見てきた作品の中で冒険の途中で船を利用して一時的に旅をするような作品はあったが、海の上を拠点にして活躍する作品は、見たことなかったのでとても珍しく感じた。それに、海の上で活動するので、必然的に生活するために釣りなどで食料を取ることがある。そのような行動をしているので、より主人公に親近感を持ちながら楽しむことができた。
ダンジョンの恩恵を利用して戦う点
主人公のステータスは、平均以上だが、一騎当千するような能力値は持っていない。しかし、ダンジョンポイントを利用して、モンスターを生み出したり、船を改造したり、物をポイントに変えたりと色々することができる。そのよう能力を生かして戦闘を行うので、とても楽しむことができた。
オススメできない点
通常モンスターが感情があるように見えてしまう点
通常モンスターには、感情がないという設定だが、主人公が、通常モンスターに対して、感情があるように行動するように命令しているため、読者視点から見ると普通に感情が持っているように感じてしまう。そのうえ、主人公が、命令して、会話しているように見せかけるため、細かいところまで読まない人は、通常モンスターってなんだけと疑問を持たせてしまうことになると感じた。なので、ゆっくり読んでその部分は注意した方が、より深く読めると思う。
最後に
ぜひ時間があったら、読んでみてください。
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