作品名
前世で中国拳法に打ち込んだ結果、異世界で最強になった件 ~褐色ショタ転生~
作者
冒頭説明
主人公-ロウは、前世では、中島太郎と呼ばれ、大陸拳法を趣味とするような人だったが、主人公の肉体が、侯爵令嬢の誘拐するためのおとりで死にそうになった時に前世の記憶を呼び覚すことができた。
それと同時に、彼は、前世の記憶を取り戻す前よりもおおきな魔力を手に入れることができた。
そんな彼は、現状を認識して、過去に同僚だった盗賊達にあいさつ回りをしてから町から出ようと考えていたが、突如、ある盗賊仲間の女性がさらわれてしまう。
彼は、それを追って、無事助けると共に、二振りの曲刀を手に入れることとなる。
その時に、手に入れていた2振りの曲刀は、意思を持っていたため、旅を続ける中で相棒となっていく。
これは、そんな変な二振りの曲刀と膨大な魔力を持つ少年の物語。
オススメする点
主人公が、強大になっていく点
主人公は、初期には、中国拳法と強大な魔力で戦闘を行うので、一般人と比べると相当強いが、世界最強と名だたるドラゴンと比べるとまだ弱いという感じだったが、毎日、肉体に中国拳法をなじませるように修練し、新たな魔法を開発をしていくことでドラゴンと敵対しても一方的になぶられることがなく、勝ち星を挙げることができるようになる。そのような主人公が、強くなる過程を楽しむことができる。
主人公が、いろいろな苦悩を抱えて生きていく点
主人公は、主記憶が中島太郎だったとはいえ、ロウと記憶が融合してしまったため、殺人しても一切胸が苦しくならなかったり、基本的な常識をもつなどのメリットを得ることができた。しかし、中島太郎の存在がロウの記憶によって脅かされてると感じて、苦悩したり、存在を証明するために中国拳法に没頭するようなことがあった。それに、物語が進んでいくと、高位の人物と会うこととなって、内面は苦悩しているのにもかかわらず、外面はそのそぶりも見せない等の苦しみを味わうことになる。そのような苦悩を持っているのでより親近感がわきやすく、興味をもって楽しむことができる。
主人公が、優しい点
主人公は、仲間と思われた奴に一回殺されそうになっても理由を聞いて、許してあげたり、一方的に攻撃してきたやつを殺さなくて一時的に養ってあげる等の心が広いなというような行動をするので、その優しさに関心を覚えさせられて、物語を読むときに楽しむことができる。
オススメできない点
主人公の女性関係が微妙な点
主人公は、イケメンショタで甘い言葉を女性にささやきかけるのでとてももてる。そのせいで、女性キャラが、とても多くなって、好意を抱いているキャラだとしても出番が少なくなってしまう。その結果、女性キャラの出番の比率が偏ってしまい、好きなキャラが出てもあまり出ないということにもつながる。それに、暴力的な女性キャラがいるので好きではない人は、注意して欲しい。
最後に
是非、時間があったら読んでみてください。
雑談
皆さんは、小説を読むということはどのようなものだと考えていますか?私は、疑似的に世界を観測することだと思っています。小説は、人の人生のように山があったり谷があったりして種類が豊富ですし、書く人によって雰囲気がことなっていることがあります。そんな違いが、あるので同じ様な物でも感じ取れることが異なり、読者を楽しませてくれます。是非、小説を読むということはどんなことなのか考えてみてはどうでしょうか?
リンク
作品リンク(小説家になろう)

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